サステナビリティ

エクセディグループの
サステナビリティ活動を
ご紹介いたします。

サプライヤーとの取り組み

環境活動の推進

グリーン調達ガイドラインの制定当社グループは、事業活動における環境問題に対応する為、環境マネジメントシステムISO14001の認証取得以来、継続的な改善に取り組んでいます。環境負荷に配慮した製品づくりを推進する為には、サプライチェーン全体のマネジメントを実現することが不可欠と考え、2004年5月に「グリーン調達ガイドライン」を制定致しました。国内外の環境規制の変化に合わせて改訂を重ね、協力企業の皆様に、当社の取り組み・方針をご理解頂くと共に、サプライチェーン全体を通じた環境保全活動への協力をお願いしています。

グリーン調達ガイドラインの骨子

  1. 当社の環境基本方針
  2. エクセディ特定物質の管理
  3. 協力企業様へのお願い
    1. 法規制・条例等の遵守
    2. 環境マネジメントシステムの構築・整備
    3. 特定物質の対応

活動内容

  1. ISO14001未取得企業様の対応
    ISO14001未取得の協力企業様を対象に、環境への取り組みについて自主監査をお願いし、改善が必要とされる協力企業様に対して改善依頼を行い、一定水準まで改善頂いています。
  2. グリーン調達の推進

    1)協力企業様にアンケート調査を行い、環境マネジメントについて一層のご理解が必要とされる協力企業様に対して製品含有化学物質管理に関する説明会を開催致しました。2017年1月に開催し、82社にご参加頂きました。

    2)毎年の調達方針説明会にて協力企業様にグリーン調達のお願いを行っています。

    3)お客様の要請に基づき、調達品へのフタル酸エステル、PFOA等の特定物質の含有有無調査を随時行っています。

サプライチェーンにおける贈収賄防止

当社は公正・透明な企業活動、調達活動を推進する為に「協力企業CSRガイドライン」で、腐敗防止について下記2点を定め、協力企業の皆様に、ご理解および実践して頂く事をお願いしています。

  1. 政治献金・寄付等は、各国の法律に従って実施し、政治・行政と透明かつ公正な関係づくりに努める。
  2. 不正な取引を目的とした接待、贈答、金銭の授受・供与を行わない。

従業員への教育としては、「エクセディ行動規範」を全従業員に配布すると共に、定期的に読み合わせを行い、理解を深めています。
また、接待や贈答品はお断りすると共に、やむなくお受けする場合には上長、役員へ報告し全てオープンにする事を徹底しております。

サプライチェーンにおけるリスク評価

当社は協力企業CSRガイドラインを通じて、協力企業に対し、各国の法令遵守、人権尊重、腐敗防止等の社会問題への取り組みをお願いしており、2021年7月にはCSR評価表を追加改訂し、協力企業様のリスク評価を行っています。
これにより、各国の法律に従った政治献金・寄付が行われ、不正な取引を目的とした接待・贈答等が行われていないことの確認等、協力企業における腐敗防止に対する包括的な取組状況も評価しています。

CSR勉強会・研鑽会・適正取引の推進

協力企業向け各種セミナー

当社は、CSRを正しく理解する為に、顧客の開催するCSR勉強会に参加し理解を深めています。

協力企業様にCSR活動を理解し実践頂くために、調達方針説明会の中で「協力企業CSRガイドライン」「自動車産業適正取引ガイドライン」を紹介し、サプライチェーンを遡り協力企業様のその先の仕入先様への展開をお願いしております。
その際、当社バイヤーも参加し、社会的課題に関する取組につき、サプライヤーと一緒に学んでおります。(但し、2020年度は新型コロナ感染防止の為、未開催)

その他、協力企業様に適正取引推進に関する各種セミナーを案内し、適正取引の啓蒙を行っています。

従業員教育

当社は適正取引を推進する為に、定期的に従業員教育を実施しています。

行動規範の読み合わせ

毎週全体朝礼を行い、参加者全員で行動規範の読み合わせを行い、理解を深めています。

適正取引推進講習会

適正取引推進講習会社内外の講師による適正取引講習会を毎年11月の「下請取引適正化推進月間」の前後に行い、当社および関連会社従業員への適正取引(下請法など)の普及・啓発にかかる取り組みを行っています。

また、各種団体の開催する適正取引推進セミナーにも参加しています。

紛争鉱物

当社グループは、人権・環境等の社会問題を引き起こす原因となりうる原材料である紛争鉱物*などの使用による地域社会への影響を考慮した調達活動を行っております。「協力企業CSRガイドライン」の中で、協力企業様にも同様の活動をお願いしております。
また、その使用状況については、2013年以降毎年、顧客および日本自動車部品工業会の活動に合わせ、国内外の協力企業様とそのサプライチェーンをさかのぼって調査を行っております。

*紛争鉱物(=コンフリクトミネラル)
アフリカのコンゴ民主共和国及びその周辺国にて産出され、武装勢力等の資金源となっている「スズ」「タンタル」「タングステン」「金」の4鉱物。
通称「3TG」(=Tin、Tantalum、Tungsten、Gold)

サプライチェーンリスクマネジメント

当社グループでは、協力企業様の倒産・廃業・事故などの発生時、ならびに天変地異による被災時におけるサプライチェーンの断絶を最小限に留め、一日でも早い復旧が出来るように活動を行っています。特に、災害などのあらゆるリスク発生時の被害を最小限にする為に、平時からサプライチェーンをさかのぼり、それぞれの生産拠点の所在地情報、建物や生産設備などの耐震化状況、緊急時の連絡先(手段)を確認し、改善が必要とされる協力企業様に対して改善依頼を行っています。

被災した協力企業様への援助

被害を受けた協力企業様の一日も早い復旧を願い、東日本大震災の際には、ガソリン・軽油を支援物資として送付させていただきました。また、鳥取県中部地震の際には、ブルーシートなどを被災地へ物的支援させて頂きました。

海外拠点との連携例

海外各生産拠点の調達担当がエクセディ本社に集まり、グローバル調達会議を開催しています。この中で、サプライチェーンリスクマネジメントについて、各社の活動を確認・共有し改善を行っています。

グローバル調達会議グローバル調達会議

グローバル調達会議

関連団体やイニシアチブへの参画

日本自動車部品工業会関西支部の生産分科会にエクセディの執行役員・MT製造本部長が所属し、サブリーダーを務めております。